学童と放課後等デイサービスの違い。知ってますか?VOL.1
こんにちは、お母さんとお子様の自立案内人 管理者Nです。
近頃、小学校・中学校の先生やお母さんたちとお話しすることが多く、学童と放課後等デイサービスは一緒のものなの?違いが分からない?
など言われることが多いので、この2つのサービスの大きな違いを紹介しますね。
1. 学童は、定型発達の子供(障害のない子供)が通う施設で、
2. 放課後等デイサービスとは、障害の程度に関わらず通所受給証があれば利用できる施設で、両者ともに学校が終わった後に通いますが、ここが最も大きな違いです。
ここまで理解していただいたら、次に学童にはなく、放課後等デイサービスが持つ特徴あるサービス内容を3日に分けて分かり易くお話ししますね。
1つ目の特徴は、いきなりですが一番大きな特徴であるお子様一人一人に適した療育が放デイでは可能であるという点です。
放課後等デイサービスでは、お子様1名1名の成長を手助けするために作成個別支援計画を作成し、お子様の発育をお助けします。
この個別支援計画は、お母さんと相談支援専門員、放デイの児童発達支援管理者が相談し作成する自立へのステップ計画書です。
1. お母さんからのお子様のこんなところを育ててほしい、という要望に伴い、
2. 相談支援専門員、放デイの児童発達支援管理者が子供の療育のステップを提示し、まずこれ、次のステップはこれをしましょうとお子様に一番適した療育方法を提示します。
計画書とは、お子様本人、周りの当事者が一丸となり子供の成長を促すための大切なツールです。
加えて、放課後等デイサービスは、定員が10名ととても少ないために、先生と子供が1対1または1対2で向き合い、お子様の発達状態や特性に応じた療育が可能となります。
そうです。放課後等デイサービスでは、学童でみられる集団プログラムに合わせた教育ではなく、個別支援計画に基いてひとりひとりの課題にあわせたプログラムを実行します。
だからこそ、凸凹さんに、最も適した療育とも呼ばれているのです。
本日は、なぜ放課後等デイサービスは、凸凹さんに必要とされているのかをご紹介しました。
明日は、小さな施設だからこそできるサービスの特徴を紹介します。