あゆみの療育 VOL.4 人の気持ちを察知する療育初級編です
今日は、アスペルガー(今は自閉症スペクトラム)のお子様向けの療育の初級編(小学生 低・中学年向け・知的障害向け)を紹介しますね。
再度、お知らせしますが、アスペルガーの子供は、相手の気持ちがわからないので友達や周りの人に不用意な言葉を言って、周りの人との軋轢を生むことが多いです。
だからこそ、あゆみでは、相手の心を分かってあげることはなかなか難しい。と割り切り、アスペルガーの特性である記憶力の良さを利用して、順序立てて療育(人との付き合い方の勉強)を行って行きます。
前回紹介したのが、相手の感情を考えて対応する練習にもなるり、発達障害にも効果絶大となる 反対にらめっこ です。
このゲームは、目の前の人が嬉しい表情するともう一人がなるべく早く反対の悲しい表情をする「反対表情ゲーム」です。
今回は、具体的な療育、先日発展編と書きましたが修正します。初級編 (小学生 低・中学年向け・知的障害向け)をどうぞ
『 じぶんのきもちを考えてみよう 』ゲームです。
まずこのゲームは、文章を聞いて自分の顏がうれしい顔と悲しい顔の2つの顔のどちらに当てはまるのかを指をさして答えてもらいます。
そして、この文章を聞いてなぜうれしいと思ったのか、悲しいと思ったのかを子供に聞き、
自分の気持ちと表情を一致させることで、相手の表情から相手の心を読み解く練習をします。
まずは4枚のカードを準備しましょう。
文章例題
1. うんどうかいで、1番になりました。
2. こくごのテストが0点でした。
3. さんすうのきょうかしょを家にわすれてきました。
4. いちばんなかがいいおともだちとケンカをしました。
5. えんそくでディズニーランドに行きます。
などなど20個ほどの例文を考えてください。
では、ゲームをしてみましょう。
『 うんどうかいで、1番になりました。 』『じゃあ、太郎くんのきもちは、どっちの顏?』
と質問します。
うれしい顏を指さしたら、
『 そうだね!うれしい顏だね。 太郎くんは、なんでうれしい顏だと思ったのか聞かせて 』
とまた質問すると太郎くんは、
『がんばって走ったんだよ。僕、すごいでしょ!』
と自分のきもちを言葉にして話すことになるので、きもちと自分がしている表情が一致しするようになります。
そうすることでうれしいときはこんな顏になり、他の人も、もうれしい時にはニコニコ顏になる。
と理解できるようになります。
これを何回も何回も繰り返すことでこんなときは、こんな気持ちになり、こんな表情になると
理解できるようになります。
キッズサポートあゆみは、人生の宝物探しを積極的にお手伝いします。