マカトン法Vol.1 発語を促すマカトン法を知ってますか?
あゆみの子供で知的障害のために言葉がなかなか出てこない子供。
自閉症スペクトラムで言葉がなかなか出てこないお子さんがいます。
そこで、このような子供にとって発語を促す方法として有名なのが、マカトン法です。
知ってる方ほとんどいませんよね。
実は私もつい最近まで知りませんでした。
東京に住む娘からマカトン法という発語発声法があって、研修会や勉強会で話題になってるよ。
もし、興味があったら勉強して見ては。と助言を受けてインターネットで検索すると、
マカトン法は、イギリスの言語療法士3名が考え出した意思疎通のための手段です。
40ケ国以上の国で採用されており実績としては申し分ないようです。
そこで、マカトン協会のHPを探し当て、京都で行われたワークショップに参加してきました。
会場は、約60名ほどの人がいました。
興味深いのは、自己紹介で発せられた言葉です。
・特別支援学校の先生 … 学校では、話をできない子供が多く発語・コミュニケーションの手段としても、是非ともマカトンを習得したい。(えっ、今更!学校ではどうやってコミュニケーションとってるの?)
・通級、特別支援学級の先生 … 言葉を上手に話せない生徒が多いので、マカトン法でコミュニケーションを取れるようしたい。(特別支援学校と同じこと言ってる!対策とってないの?えっ〜。)
・子供が話をできないお母さん … 様々な障害で言葉を話せない親が参加していました。
友人にマカトンで発語できるようになった子供がいたので興味があり参加しました。
マカトンを習っているが、まだ発語はできない友人の子供がいる。けど絵を使って子供とコミュニケーションができるようになってきたと聞いて参加しました。今は発語の練習中のようです。など
(意外と障がいを持つ子供の家庭では利用されているんだ。金沢ではどこでもマカトンのこと聞いたことないけど、娘の言う通り都会では利用されているんだ。と納得。フムフム。)
言語聴覚士 … 意外だったのが言語聴覚士さんの参加が7名と多いことでした。
「発語を促すツールとして周りの言語聴覚士の間でマカトンを利用する人が増えてきたので今回参加しました。」
中には「今の方法で救えない子供が結構いるので、もっといい方法がないかと聞いて回ったところマカトンがいいといろんな人に聞いて今回参加しました。」などの話を聞くにつれマカトンてすごいのかなぁ。と期待感が。
こんな風な感じで研修は開始しました。 研修の様子は次回に譲ります。