あゆみの療育Vol.30 発語訓練のマカトン法を始めます!
石川県でマカトン法の訓練を受けられるのは、キッズサポートあゆみだけです。
あゆみの療育Vol.27 でマカトン法は、
1. 話し言葉
2. サイン
3. シンボル(絵カード)
の3つを利用しながら言語訓練をします。
と言いましたが、この3つのツールを使うことにどういう意味があるのか?簡単に説明しますね。
かなりはしょりますが、詳細を聞きたい方は、キッズサポートあゆみのマカトン法講習会にご参加ください。
まず、耳が聞こえる方で、言葉の理解や表出(話す)事が困難な障害児・者に、話し言葉と共にサインやシンボルの使用を勧めるのは、それぞれ話し言葉にない利点があるからです。
話し言葉は聴覚情報(耳から入ってくる情報)
サイン・シンボルは視覚情報(目で見るもの)です。
マカトン法が有効な理由とは?(言葉の発達を支える力)
知的障害のあるこどもは、聞いただけで理解するよりも、見たものを理解する方が得意な事が多いのです。
話し言葉は言い終わると消えますが、サインは手を下ろすまで見ていられますし、シンボルは貼り付けておけばずっとそこにあります。
サインやシンボルの方がゆっくりと時間をかけて、それぞれが表していることを理解できます。(マカトン法への招待 P22より抜粋)
もっと簡単に言えば、赤ちゃんが両手を大きくあげる動作は、「ママ、抱っこして!」のポーズだし、
手を振るのは、 「バイバイ」のポーズです。このように言葉を話す以前のこどもは、サイン(ポーズ)をして自分の意思を伝えます。
サイン(ポーズ)をする事で、こどもは親に自分の意思を伝えるというコミュニケーションをとります。そして親がそのサインに答えてくれると嬉しくなってどんどん親とのコミュニケーションをとります。
そして、こどもが○を描いて「ママ!」と言ったりしますよね。
こどもは、絵を描く事で自分のイメージや概念を表現します。
そして、他人が描いたシンボル(絵)を見て、指導者や周囲の人が、言葉と一緒に聞く事で、何を表現しているのかを理解できるようになります。
つまりマカトン法は、こどもが言葉を獲得する過程で、経験することを再現する事で言葉の獲得を目指す言語指導法と言えます。
言葉の獲得は、こどもの人生を豊かにします。
マカトン法は魔法の杖ではありません。
けど、一歩一歩、歩み始めるには最適な言語指導法です。
マカトン法で一緒に子供の明るい未来の応援をしませんか?
マカトン法の講習会も近々開校予定です。詳細は、あゆみのHPでおしらせ予定です。
あゆみに通所する子供は、無料で訓練を受講できます。
あゆみの療育に興味をお持ちな方は、お気軽にお問い合わせください。
電話番号(076-237-2533) 担当 西尾