あゆみの療育Vol.38 かけことばカルタ
この集団療育は、相手の表情から相手の気持ちを考える訓練になります。
まずは、4名ほどの小集団に子供たちを分けて療育開始です。
そしてみんなの前にこのような絵カルタを並べます。
そして、先生が
「今から先生が文章を読みますので、先生が話した言葉をかけてあげたい絵を選んでね。一番多くの絵を取った人が優勝です。」と伝えます。
上の写真に対応する文章は、こんな感じです。
先生「じゃあ始めますね。先生の言うことちゃんと聞いてね。」
「いっしょにやろうよ!」
あちらこちらから、「これかなぁ?いやこっちだと思う。」「わかんない。」などの言葉が飛び交います。
「わかった!はい。」
「先生、これですか?」と言われたら先生が絵カードを確認します。
「はい、正解。 〇〇くんすごいね。これなんでこの絵を選んだか教えて。」
と言って絵を選んだ理由をみんなに言うことで本人も、答えを再確認し、
他の子供たちもこの顔のときはこう言う気持ちなんだ。こう言ってあげれば良いんだと確認できます。
例えば「ケガ、だいじょうぶ。」答え合わせのときに
先生「 お友達が怪我をしているときは、他にどんな言葉をかけると良いのかなぁ?」
「どんな気持ちかなぁ?」など聞いてみると話しが広がります。
発達障害は、なかなか他人の気持ちがわからない。と言うことが多いのですがこのようなトレーニングで少しずつでも対人関係に強くなってくれれば嬉しいです。
あゆみの療育に興味をお持ちな方は、お気軽にお問い合わせください。
電話番号(076-237-2533) 担当 西尾
2019年02月26日 21:59