オススメの療育方法お知らせします。参考になれば幸いです。
この9月も多くの保護者様から問い合わせを頂いています。誠にありがとうございます。
今、私が保護者の方々にオススメしている療育は2つ。一つはあゆみの集団療育や個別療育を利用することに加え、将来の自立を目指した身辺自立です。
集団療育では、日常生活に必要なことを学んで行きます。
例えば、ゲームを通じて順番を守る練習をしたり、2人1組で一緒に力を合わせて取り組んだりと一つ一つに意味を持たせる子供に足りないものを学んで行くことを主眼においています。
個別療育では、個別支援計画(一人ひとりに向け、今最も学んだ方がいいと思われる課題を職員が抽出し、集中的に学ぶ計画を立てたもの)の課題を学びます。
時計がわからない子供には時間や数字の概念を教え、その後時計の見方を教えて行きます。
他にもいろいろありすぎて話しきれないので割愛させていただきます。
身辺自立とは、保護者の助けなしで生活ができるように服を着る・買い物ができる、トイレに一人で行ける。など生活一般を一人の力でできるようにすることです。
この身辺自立は意外と軽視されていますが、就職を考えた時には一番大切な要素といっても過言ではないと思います。
考えてみれば、今は会社に余裕がなく、即戦力を求める時代です。そんな会社に、自分の服も自分で切ることができない高校生が面接に来て採用しようと思いますか?
最低限のラインは、自分の身の周りのことは自分でできることが大切です。宿題を放課後等デイに求める方も多いのは理解できますが、詳しい勉強は学校でするべきです。学校は、5・6時間勉強しているのに1時間の放課後等デイの勉強に多くの期待をすることは理にかなっていません。
放課後等デイサービスはあくまでも勉強の場ではなく、将来の自立訓練施設だと思います。
次にオススメなのが、あゆみの療育と運動療育をダブルですることで脳の活性化をより強めることです。
あまり知られていませんが、脳自身の成長には、運動が最適だということです。
運動は、脳に適度な刺激を与え、有酸素運動をすることで脳細胞の成長を早め、脳細胞を作り出し、加えて脳の伝達物質を生成することができます。(ノルアドレナリンは 「意欲」、ドーパミンは「興奮」、セロトニンは意欲や興奮などの「抑制」する神経伝達物質が増えます。)
ここからが皆さんの全くといって知らないところ、運動すると脳細胞が増える物質が増え、脳の成長を促します。
学習は、机の上だけではあまり効果が期待できません。
学習効果を上げるには、脳の発育を促すことが大切です。
そこで、運動療育で、脳の成長を促し、学習する脳を作りだし、あゆみの療育で感情コントロールや日常生活を習得し、脳の発育状況に合わせた勉強をします。
これが理想的な療育の一つだと思います。
ちなみに、運動療育の中でも特に注目を浴びているコーディネーション運動の療育が受けられるイトシエ荒屋校を推薦します。
(イトシエのブログはこちらからどうぞ からだを使うとなぜ頭にいいの? 運動療育で脳はどう発達・活性化するのか? )
現在あゆみは、イトシエ荒屋校と提携をして、お互い両校の良いところを吸収しています。
あゆみは現在ほぼ定員満杯に近い状態ですので本格運動療育のイトシエとあゆみの療育を掛け合わせた脳の発育療法を本格的に始めたい人やあゆみ単独利用の人も募集しています。
ちなみに、イトシエさんからコーディネーション運動の指導を受け徐々にですが脳の成長を促す運動療育も取り入れ出していますので今来ている保護者の方はご安心ください。
興味をお持ちの保護者様、ぜひあゆみへご連絡ください。
あゆみの子供たちは、スモールステップでどんどん成長しています。
あゆみの療育に興味をお持ちな方は、お気軽にお問い合わせください。
電話番号(076-237-2533) 担当 西尾
2019年09月27日 20:52