あゆみの療育 「マット怪獣」を倒せ!
こんにちはいつもキッズサポートあゆみのブログをお読みいただきありがとうございます。
あゆみの小学生男子が好きな遊びのひとつに「戦いごっこ」があります。
男性職員が悪者になって相手をするのですが、これがまた大変です。
彼らはエネルギーが有り余っていると言っていいほど元気なんです。
「戦いごっこ」は原始的で単純な遊びです。体と体がぶつかるだけで何やら興奮します。
一緒に遊んでいると何か生き物の本能のようなものを感じてしまいます。
ケガをしてはいけませんが、子どもたちは遊びの中で「手加減」を覚えていきます。
自分が痛いと感じることを通して、相手の痛みを感じることができるようになります。
そういえばヤントも小さいころ、父親と布団の上で戦いごっこをしてとても楽しかったのを思い出し
ました。
小学3年生のSくんは学校の先生から、お友達を叩いてしまうことがあると聞いていました。
あゆみに来た時も「うるせー」「あっちいけ!」などという言葉が出ることもしばしばです。
そんなS君ですが、男性職員と一緒に戦いごっこをすることによって、彼の成長を感じたことがあります。
最初は職員の頭や顔を叩いたり、股間を攻撃したりする場面が見られました。しかし、遊ぶ前にルールを作り、ルールが守られないときは「この遊びはしないよ」と伝えることによって、危険な行為はほとんど見られなくなりました。反対に強い攻撃をした後にS君から「大丈夫?ごめんね」と言うようになってきました。
友だちのI君と一緒に「せーのーででパンチだ!」と言って2人協力しています。
職員も簡単にはやられないようにマットに目と口をつけて「マット怪獣」になります。
(事前に「目と口はとらないでね、取ったらこの遊びはおしまいにするよ」と伝えます)
子どもたちはこの「マット怪獣」に戦いを挑みます
2人で協力パンチ!
2人で声をあげて
「ジャンプキック!」とか「スーパーミラクル体当たり!」などと言っている様子は微笑ましいです。
今回は2人の協力攻撃です、時々職員は敵の攻撃を受け、大げさにリアクションを取っていますが、たまに子どもたちの強力な攻撃によろける時もあります。
先日は遊ぶ時間が短く、「あと5分でおしまいだよ」と伝えると、素直に従ってくれていました。
この遊びによる療育の効用は
・体を動かす運動効果
・エネルギー発散、ストレス解消
・力加減、相手への思いやりを育む
・友達と協力する力
・ルールを守って遊ぶ力
もちろん安全には十分配慮が必要です。
先週はヤントが「マット怪獣」になり3人の小学生の総攻撃を受けました。
途中、一瞬攻撃が止みました。
マットの向こうから彼らのヒソヒソ声が聞こえたと思ったあと・・・
「ドッカーン!」
マット怪獣はよろけて倒れてしまいました~
どうやら3人で同時に体当たりを企てて見事成功⁉したようです。
くれぐれも周囲の安全を確認してから行ってくださいね~。
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2023年06月12日 09:00