あゆみの療育 記憶を頼りに覚えて そろえていろおぼえ!
こんにちはいつもあゆみのブログをお読みいただき、ありがとうございます!今回紹介するのは「色覚えゲーム」です(≧▽≦)
この活動の効用は…
1.保有する感覚の活用
2,色や順番の習得
3 ,集団への参加練習
の3つです
今回の活動では、自閉症(自閉症スペクトラム障がい)多動症(多動性障がい、ADHD)などのお子様にも効果がありますので、自閉症(自閉症スペクトラム障がい)や多動症(多動性障がい、ADHD)のお子様と一緒に行ってみてください!
今回紹介するのは「色覚えゲーム」という名前のゲームですが、
皆さんは想像ができますか?
このゲームは、先生が並べた色と配置を一定時間で覚え、記憶した通りの順番に、色のついたボールを並べる、と言ったゲームです。
今回使ったものは…
・カラーボール
・紙コップ
の二つでできちゃいます(´▽`)
カラーボールは、紙コップに入れるので、サイズは大きすぎなければ大丈夫です!
紙コップは、ボールは乗っかるくらいがいいですね!もし紙コップの中に入ってしまうようであれば、透明のプラコップを使うか、小さいサイズのを使うとよいかもしれません。
次に、この活動のルールを説明します!
まず、初めにカラーボールとコップを用意して、子どもと向かい合って立ちます。
そして、子どもに並べているボールが見えないように、仕切りを作ります。
その後、並べ終わったら子どもに覚える準備をするように伝えます。
準備ができたら、5秒間だけ仕切りを外し、記憶してもらいます。
5秒たったら仕切りを戻し、子どもたちがボールを並べる番です。
子どもが並べ終わったら、仕切りを外し、正解発表!
というのが色覚えゲームの流れとなります。
もしも、「もう一回見たい!」という子が出てきたら、見せてあげてもいいかもしれません。再挑戦し、正解することでも自信をつけることができます(^^♪
この活動で、重要なポイントは、まず一つの物に集中して意識を向けられるようにする練習にもなるということ。
いつも、注意散漫でどうしても集中が続かない!という子でも、楽しく集中力を向上させることができます(≧▽≦)
さらに、色がしっかりそろっていた時には、達成感や自己肯定感を向上させられるきっかけにもなります!
次に、重要なのが待っている子どもたちにあります。ただ、自分の番を待っているだけではなく、今前に出て頑張っている子を応援する気持ちや、「そこ違うと思うよ!」と思わず応援したくなる気持ちも見えました。
また、応援やヒントはいいのですが「そこ緑だよ」や「そこの色反対や!」みたいな言葉は、今しているこの考えを否定してしまうことになるので、そこでも、待つ力、忍耐力を育めます(‘ω’)ノ
この活動では、記憶力、判断能力、手指の操作、社会性など様々な効用がある活動となっています。いいと思ってくれた方は、ぜひ子どもたちと一緒に行ってみてくださいね(*^▽^*)
2024年06月17日 10:00