K-あゆみの夏休み体験談
こんにちは、お母さんとお子様の自立案内人 管理者Nです。
キッズサポートあゆみの初めての夏休み、簡単に1日の流れを説明します。実際の日々の行事は、カレンダーをご覧ください。
10時開オープンで16時に終了。この6時間が長いこと長いこと!ADHDや自閉症スペクトラムの子供がこんなに長い時間施設で時間を過ごすことは難しいようで、
まずは、午前中を夏休みの宿題を指導員と行います。それも昼からの外遊びをエサにして…。
(9月からの本格療育に向けお子様の観察・個別支援計画はちゃんとしてますのでご心配なく。)
昼からは、お出かけし、体育館や児童館で大人が疲れるくらい遊びまくって、帰ってきたらお休みなさーい!とお眠りタイム。まーよく遊ぶことすごいとしか言いようがありません。脱帽🎩です。
遊びの中でもちょっとした工夫をしていますよ。
例えば、先日も、自閉症スペクトラムの子供が、児童館で大好きなおもちゃを発見し、急に興奮し始め、ウオー!と大声を出して、走り回り抑えるのにやっとでした。それでも、児童館さんの方がやさしく接していただき徐々に落ち着きを取り戻し遊びに復帰することができました。
この騒動の中でも子供に「おもちゃで遊ぶの楽しかったんだね。けど静かにしなさいって言われて、悲しかったんだね。」とその時の子供の心に共感することで、子どもはどうしてこんなマイナスの気持ちになったのか。を理解します。そしてこの嫌なエネルギーが体を駆け回っているこの状態が、悲しいというんだ。と理解し、言葉と感情が一致します。社会化と言います。
そうすると、子どもが次に駆け回り大騒ぎしても、
『 楽しかったのに走り廻ってはいけないよと言ってごめんね。楽しいのに走り回れなくて悲しいね。 』
とまた話しかけます。そうすると一段と自分の心と言葉が一致し、徐々にどういう行動をすると自分の気持ちが興奮してしまうのか、怒ってしまうのかを理解し、徐々に行動と感情を抑制できるようになり問題行動がなくなって行きます。お家でもぜひマイナスエネルギーを子供が発している時に、その感情を言葉にしてください。トレーニング効果抜群ですよ。
子供のできるを増やす!をモットーにキッズサポートあゆみは療育に取り組みます。