危険な生き物を知ろう「けむし」
こんにちはいつもあゆみのブログをお読みいただき、ありがとうございます!今回紹介するのは「危険な生き物」です!

この活動の効用は…
1. 感覚や認知の活用
2.認知や行動の手がかりとなる概念の形成
3. 数量、大小、色等の習得
の3つです
自閉症(自閉症スペクトラム障がい)や多動症(多動性障がい、ADHD)などのお子様に必要ですので、自閉症(自閉症スペクトラム障がい)や多動症(多動性障がい、ADHD)のお子様とご覧ください!
今回は、あることからあゆみ内で危険な生き物や植物への理解を深めようと行ったものです。
とあるタイミングで、I君が職員の見ていないところであるものを触っていました。
それは、毛虫で指先でちょんと触っただけでしたが、毛虫は毒毛を持ち少し刺さっただけでも、物によっては痒みや痛みが引かず、眠れないなんてことも多々あります。

しかし、I君が触った毛虫には、毒がない種類「ヒトリガ」の幼虫であり、一般的に「クマケムシ」と呼ばれる種類だったため、難を逃れました。
しかし、触ったものが、もし有毒な種類であったならば、早急に処置しなければ人体に悪影響を及ぼします。
そのため、あゆみ内でも図鑑を用いた危険生物への認知を図ることにしました(>_<)
これは、子ども達の「認知・行動」にかかわる部分で、最悪命にもかかわる大切なことです。
第一弾としましては「毛虫」についてお話していきます(`・ω・´)
「毛虫」と言っても種類は様々で、カラフルだったり、見るからに危険な見た目だったりと、本能的に人間は危険な物と認識すると思いますが、中には好奇心が勝ってつい触れてしまったなんてこともあります。

私も小さいころに気になった虫を手で捕まえたところ、それは「ミイデラゴミムシ」という虫でおしりから100℃にもなるガスを噴出します。そのガスが手にかけられて、やけどのような症状が出てしまいました。

そのような危険な目に合わないためにも、まず身の回りに生息する危険生物から調べて、そのような危険があるのか、子ども達と一緒に知っていきましょう(^^)/
今回紹介するのは「チャドクガ」です。

チャドクガは、低木や生垣、学校の校庭などでもよく発生するガの幼虫です。
ふと木を見上げると、葉っぱにびっしりと引っ付いた毛虫を見たことはあるのではないでしょうか…
そのケムシは、毒針毛(どくしんもう)を持っており、草木の手入れをしている際に、刺さることがよくあります。
このケムシは、年に2回発生し、4~6月にかけてと8~9月にかけて発生します。
もし刺されてしまった場合には、擦ったりはせず、セロハンテープなどの粘着力のあるもので、刺さった毛を取り除いた後、強い流水で流しましょう。その後、抗ヒスタミン軟膏や抗ヒスタミン含有のステロイド軟膏を使用して、経過観察を行いましょう。
その後、広い範囲での被害が出た際や、水膨れが起こった際には、受診をおすすめします。
チャドクガに刺された際には、強い痒みが発生しますが、掻かないように子ども達には促しましょう。掻いてしまうと、毒針毛が抜けていなかった際に、さらに深く刺さってしまう可能性や状態の悪化が起こる可能性もありますので、刺された際には落ち着いて対応しましょう。
チャドクガの発生時期は長く、様々な場所に生息するため、もし発見したら、遠回りをするなどして被害を避けましょう(>_<)
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