キッズサポートあゆみの、子供と向き合うとは。

こんにちは、お母さんとお子様の自立案内人 管理者西尾です。
本日は、子供と本気で向き合うとはどういうことか。をあゆみの出来事とともにお伝えします。
今日、月曜日は、子供にとってまた気持ちを新たにして違う環境に立ち向かうという意味で、キッズサポートあゆみに来るという試練が待ち構えています。
そんな中、Aくん(仮にAくんとします。)が落ち着きがなく、俺は王様だ!みんな言う事を聞け!とみんなに大声を出します。
こんな時こそ、SSTには最適な時で、Aくんに「このあゆみに来る人に王様はいません。Aくんも王様じゃないよ」とまずは、事実を伝えます。当然、Aくんはそんな事ひゃくも承知で話しています。単に自分の言うことを聞いて欲しいという事なのだと分かっていますが、
『人は命令で動くものではないよ。人に何かをして欲しい時は、お願いする事が大切です。そうすればきっとAくんのお願いを聞いてくれるよ。』と。
実は、この話の途中で、『 今まで学校でも家でも自分の言うこと(ワガママ)をみんな聞いてくれるのになんで西尾先生は聞いてくれないんだよ!お前なんて死んでしまえ!』と大暴れしました。
それも爪を立てて首の後ろをガリガリとしてきて、実際、身体中、傷だらけですが、
そんな間にも『Aくん、今の気持ちどんな感じ?先生が君の言うこと聞かなかったことそんなに嫌な気持ちだった?』と質問します。
Aくんは、『嫌な気持ち・腹が立つ。』
私『そっか。嫌な気持ちで、腹が立ったんだ。わかったよ。』
これで、Aくんは、嫌な気持ち・腹が立つ気持ちと言葉が感情として繋がりました。
そこで、Aくんを抱きしめて改めて、
先生『 喧嘩したけどAくんのこと大好き! 先生は絶対にAくんのこと嫌いにならないからね。』と伝えます。
Aくんは、『先生なんで俺のこと嫌いにならないの?先生ごめんなさい。』と言ってくれました。
ここまで時間で約30分、体はボロボロ・傷だらけです。
けど、ちょっとずつSSTで気持ちが通じれば半年後には、このAくんもSSTでのトレーニングの意味を理解してくれそうな感じです。
本気で子供に向き合うということは、自分の人間性を高め、子供の見本になることを覚悟することだと改めて感じた次第です。
偉そうな事言ってますけど、体も顔も引っかき傷だらけで痛いですが、清々しい気持ちです。
いゃ〜、この後のシャワー入れるかな?
子供のできるを増やす!をモットーにキッズサポートあゆみは療育に取り組みます。