放デイの療育ってなんなの?あゆみの療育は?
こんにちは、お母さんとお子様の自立案内人 管理者西尾です。
療育って実は決まったモノがないんです。というのがこの業界の一般常識です。
療育センターなどでは、作業療法士さんがお箸の使い方や服のボタンの留め方など教えてくれますよね。
言語聴覚士さんは、主に発語の訓練をしてくれます。これは、学校で教えてくれない技術なのですごく役に立つんでしょうね。
じゃあ、放課後等デイサービスの療育ってナニ?
東京では、ビジョントレーニングをすれば集中力がついて勉強に役立つという話を聞いたりしました。
運動を中心に体を鍛えます。や、勉強を徹底的に教えます。という放課後等デイサービスもあります。
けど、不思議だったのが、ビジョントレーニングをすれば、すべてがうまくいくなんてことはありえないだろうし、体幹を鍛えれば勉強ができるようになるなんてこと、にわかには信じられないし。運動選手がみんなすごく勉強できるなんて聞いたことないし、むしろ逆のような気もします。
実は、大学の同級生でよく遊んでいた人が広島カープにドラフト一位指名されましたが、自分の名前の漢字は書けたけど勉強は全くダメでしたからあながち間違いでないような気がします。
これが同級生です。ごめんMくん。
それに学校で6限まで授業を受けている子供が、1時間勉強すればすごく勉強が伸びるのなら、学校は何してるの?
ってなりませんかね。
そもそも、発達障害や知的障害の子供は、一人ひとり、全然、脳の働きが違うところが特徴なのに。って思います。
だから、画一的な療育はありえないのが常識なんです。
そこで、あゆみでは、当たり前ですが、子供一人一人にあった療育をします。
じゃあ、療育って一体何なの?ってなりますよね。
療育の正しい定義はあるとは思いますが、
あゆみの療育とは、
子供一人ひとりが将来生きて行く上で、必要な生活スキルを取得し、
笑顔で周りの人とコミュニケーションを図ることができる人間性を兼ね備える
ように教育を施すことだと考えています。
もう一つ、出来ないことが多い子供に「頑張ってるね。出来なくていいんだよ。」と言って、あゆみのスタッフは、どんな時も自分の味方であると思ってもらえる家庭的な空間でいてあげます。
他の放デイでは、あまりこんなこと聞かないけど、どうしてこんなことに力を入れるの?と疑問に思われるかもしれませんが、実感として、本当に多くのお子様が家庭内で暴力か言葉のDVを受けているように思います。
両親は、DVでなく「 しつけ 」です。と言いますが。⇦ 体や心が傷つけばDVです。
両親は、自分の子供が他の子供と同じように出来ない事を認められないし、認めたくないのだと思います。
そして、両親は本当に子育てに疲れているんだと思います。
だから心のケアをして行きます。あゆみでは、徹底的にお母さんとお子様の味方になります。
徹底的に、しんどいお母さんと自分の出来ないに向き合う子供の事を褒めてあげます。
みんな頑張ってるんだから。
次回からは、あゆみの療育の具体例をちょっとだけお見せします。