療育 VOL.8 バランスボールとトランポリンでストレス発散
今回は、バランスボールとトランポリンで大人もこどももストレス発散、編です。
自宅でも簡単にできる運動を中心に紹介します。
1. バランスボールを使った運動を紹介します。
子供が使用するバランスボールは55cmのサイズがオススメで、身長160cm位までなら使用するにはぴったりのサイズです。
目安は1500円くらいですのでお気軽に買ってみてください。
この日は運動神経抜群のS君の体操風景です。
ボール体当たり
まずは、指導員がバランスボールを持ってくだい。子供は、そのバランスボールに体当たりします。
この時、手で胸をカバーした姿勢で体当たりします。最初は、ゆっくり優しく体当たりしてください。
思った以上に、跳ね返りがきつく、思いっきりぶつかると反動で倒れてしまう恐れがあります。
最初は10回を目安にぶつかりましょう。慣れてきたら20回くらいでも良いかもしれません。
お子様の特性を見て判断してください。
子供は思いっきりぶつかるなど、日頃できない思いっきり力を込めてぶつかる運動で、まずはストレス発散になります。
なかなか、みんな楽しそうに運動しています。
それと、発達障がいの子供に多い自分の体の距離感が図れない子供がどの程度の距離で体と物がぶつかるのかなどを知ることができるようになります。
発達障がいの子供は、後ろに手をまわすと目に見えない範囲にある手や足がどうなっているのかを認識できないなどの症状があります。
だから、手を振り回すとそこらじゅうにぶつけたり、そこらじゅうに躓いたりと怪我が多いのです。
ボール蹴り
次は指導員が、バランスボールを低い位置に持ちます。そして、子供がボールを蹴る体操です。
つま先で蹴ると突き指、骨折の原因になりますので足の甲で蹴るようにしてください。
ボールを蹴る体操は、体の軸を保たないと綺麗なフォームでけれないことから体幹を鍛えるトレーニングにもなります。
写真は、実際の体操中に撮ったので蹴った瞬間が写っていません。スミマセン。
私も極真空手を大学時代にしていたので、キックをすると、体の柔軟性と体幹、足を持ち上げる際に使う足の筋肉など下半身を鍛えるには最高の運動になることは体感しています。
次は、
2. トランポリンを使った体操です。
トランポリン運動の良いところを紹介します。
まず、発達障がいの子供は、トランポリンをジャンプする時の感覚を非常に好みます。
運動はあまり好きではないけど、トランポリンは好きという子供が多いので積極的に参加してくれます。
また、トランポリンの運動は、まっすぐにジャンプしないと、上手に跳ぶことができないので、姿勢が良くなるのに有効な運動です。
また、ジャンプのときにリズム良く手を叩くなどすると、ジャンプのタイミング通りに手を叩くので、自然とリズムを刻む練習になり、運動神経とリズム感の向上に役立ちます。
両足飛び
まっすぐな姿勢でトランポリンの上に立ち徐々に大きく飛びます。
両足とびができるようになったら、次は片足とびをします。
両足とびの時、手を叩きながらジャンプすることで、リズム感も養われます。
片足とびの時は、両足とびの時とは比べものにならないほどの不安定感となるので、体幹を鍛えることができます。
片足とびができるようになったら棒を持ち(傘を持っています。すみません)片足とびをしてみましょう。
片足とびに比べ手が自由にならないことからバランスを保つことが難しくなります。これも、体幹トレーニングとなり同時に下半身強化につながります。
まだまだ、トレー二ングをしていますが、また紹介して行きます。
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おかげさまで、来年度の新入学生のお母さんからの相談も増えてきました。
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