マカトン法Vol.2
マカトン法 Vol.2 は、
・どんな方に向いてるの?(目的)
・手話とマカトン法、ベビーサインの違い
・実際のマカトン法の指導法
まず知ってほしい事は、マカトン法の目的です。
マカトン法は、前回レポートしましたが、知的障害やダウン症、自閉症などで言葉が出ない子供向けの発語指導法です。
・マカトン法・・・言葉の獲得が目的。
・手話・ベビーサイン・・・言葉の代わりとしてのコミュニケーションツール。
(ベビーサインは、幼児期で言葉を話せない時期に意志を伝えることが目的。 手話は、言葉が聞こえない人が、意志を伝えるのが目的)
このように目的がまったく違うので、目的に沿って使い分けるのが大切です。
あゆみでは話せるようになって欲しいという要望が多いので、言葉の獲得という意味でもマカトン法の活用をして行こうとしています。
今回は、マカトン法のレポートなので、マカトンについてお話します。
「言葉で話しかける会話」( 普通にいつも話しているように相手に話しかけます。日常会話です。 )
「手話みたいな動作によるサイン」(手話にように体で言葉を表現する)
「線画によるマークやシンボル」(線でサインを表します) この3つの方法を用います。
このうち「手話みたいな動作によるサイン」の部分をマカトンサインと呼んでいます。
「私は、今からケーキを食べたいです。」と伝えたい場合。
先生である私は「私は、今からケーキを食べたいです。」と話しながら、
マカトンサインを見せます。サインは、話す順番に話します。
マカトンサイン(手話みたいな動作によるサイン)はこちら、
先生は ⒈ 話しながら 2. 手話みたいなサインを手でしながら 3. 線画によるマークやシンボル(マカトン・シンボル)を見せます。
線画によるマークやシンボル(マカトン・シンボル)は、これです。
*実際に ① 話しながら ② 動作を行ったり(マカトンサイン) ③ 線画を見せる(線で描く線画絵を見せる)
ことで、目と耳からの情報が一致し、言葉を話せるように促すことが出来ます。
*子供は様々な刺激と話せなくても自分の意志を伝えるようになり、徐々に自分の言葉で話したくなります。
あゆみでは、来年 平成31年の初旬よりマカトン法による発語教室を開催します。
対象は、あゆみの通所生徒とその両親とします。
金沢の放課後等デイサービスでは、「キッズサポートあゆみ」だけの特別教室です。
あゆみの療育に興味をお持ちな方は、お気軽にお問い合わせください。
電話番号(076-237-2533) 担当 西尾