あゆみの療育Vol.43 お菓子は屋台でお買い物!です。
あゆみの生徒の中で、保護者の方から数字をちゃんと理解していないようで社会に出たら困りそうで心配。
とよく相談されます。そこで不定期ですが、お菓子の時間にお菓子の屋台を開き、欲しいお菓子を実際のお金を使って買う練習をしています。
普段は、指導員がお皿にお菓子を準備しますが、屋台の日は、自分でお菓子を選べるので、どれにしようかと夢中でお菓子を選びます。
療育方法としては、まず30円 20円 10円の3種類のお菓子を数種類ずつ準備します。
硬貨は、10円玉と50円玉で100円分を渡します。50円玉をあえて使うのはお釣りがあることで、すでに40円分お菓子を買ったら、残りは60円で50円玉1枚と10円玉1枚。
この場合、あれもこれも欲しいけどあと60円で何が買えるのか?を考えることが大切です。
職員は質問の中で、Aくんには、30円のお菓子を何個買えるだろうね。Bさんには、10円1個と20円1個、あと30円のお菓子は何個買えるかな?など子供が欲しいお菓子を自主的に選んでもらい、自分で計算するように導くのが大切なポイントです。
10円・20円・30円と屋台を分けるのも、子供たちが1つの屋台に価格が多く混在することで頭がパニックになることを防ぐためです。
そんな工夫をしながら屋台を開始します。
そして屋台を3箇所作り指導員が各屋台で、それぞれお菓子を並べ欲しいお菓子を本当のお金を使い買って行きます。
こんな感じで本当の硬貨を使ってお買い物の練習をすることで、お金になれ、そして自分の残りのお金を計算してお菓子の買い物をするので、簡単な計算問題になります。
計算ドリルも勉強になりますが、買い物の練習は、食べたいお菓子を選び、どうしたら100円ちょうど買えるのか?と頭を使います。
あゆみの子供たちは、スモールステップでどんどん成長しています。
あゆみの療育に興味をお持ちな方は、お気軽にお問い合わせください。
電話番号(076-237-2533) 担当 西尾
2019年05月02日 22:04