実りの秋!成長著しい子供のSTORY 大公開
今回は、職員一同が感動した子供の成長記録についてのお話です。
その子は、昨年8月から通ってくれている Y君 。
この1週間の成長が本当にすごいんです。
実は、今週に入ってから 「 足し算 」 がスラスラできるようになり、
語彙を増やすために帰りの車中でしていた 「しりとり」 も今まではつっかえつっかえだったのにペラペラと話し出しました。
ほんと変化はいきなりやってきました。
このお子さんの保護者さんは、すごく教育熱心で2歳から勉強を教えてきましたが、なかなか勉強が追いつかなかったようです。
しかしながら諦めずインプットをしつずけた結果がこの急激な伸びを実現させた原動力なんだろうと思います。
お父さん・お母さんの情熱・愛情はやっぱりすごい! 頭が下がります。
そんな中、あゆみにも通っていただくようになりあゆみでもY君の担当の先生が一生懸命勉強を教えてくれていました。
この人です。↓
あゆみでもなかなか進展が見られず職員の試行錯誤の状態が1年近く続きましたが、この職員(やぶちゃん)が諦めることなく色々な試みをしてきました。
中でもこの試みが良かったのかな。というのがこれです。
最近、算数の足し算で使っているのがこのシートです。
このシートは自家製ですが、なかなかの優れものです。
例えば、4+3= の問題
黄色のブロックを4つ置きます。
次に赤のブロックを3枚声を出して並べます。
そうすると、答えが7となります。
この訓練をひたすらしてきました。
これで、数の概念を覚えてきたようで、このシートを使わずに、今日も7枚の足し算プリント(一枚につき20問の足し算)をスラスラと解きました。
この変化をカラクリで考えてみるとワーキングメモリの領域の増加も絡んできていることがわかります。
頭の中を計り知ることができませんが、彼の計算方法に明らかな変化があります。
それは、今まで足し算をするときに4+3=と問題を出すと指を4本折りたたみ次に3本の指を折りたたむ姿が見られました。
これは、足し算を4、 たす 3と式として認識せずに、単体の4に3つ指を折りたたむことで出てくる数字を答えていただけでした。
今では4+□=7という問題を解いています。
この場合には、ワーキングメモリの黒板に4+□=7の数式を板書し、脳の算数の領域で計算し、4に何を足すと7になるかを考えて答えを導いています。
この差はとんでもなく大きく、
⑴ ワーキングメモリに板書ができるようになっている。
⑵ 数字の羅列でなく数式として正しく認識し、脳の算数の領域を使っている。
全く違う脳みその使い方が出来上がりつつあります。まさに健常者の頭の使い方あできるようになってきています。
こうなってしまえばこっちのもので、これからはどんどん数式を解かせ頭の働きを活発化させる訓練をします。
しかし今回の最大の功労者はやはり保護者のOさんだとつくずく思います。
正直これほどわかりやすく成長した子供も珍しいです。
あともう一人の功労者は、あゆみの職員のやぶのです。
この職員はとんでもなく子供と親におせっかいです。とことん子供に付き合います。
こんなやぶのは、あゆみの宝ものです。なくてはならない存在です。
ありがとさん!やぶ
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今からの季節、放課後等デイサービス選びも活発化する季節です。
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電話番号(076-237-2533) 担当 西尾
2019年10月11日 13:06