あゆみの療育 ひっくり返しゲーム
こんにちはいつもあゆみのブログをお読みいただき誠にありがとうございます。さて今回の集団療育は、「ひっくり返しゲーム」をしてみんなで楽しんだ様子をお伝えします。
この療育の効用は、
1.先生の指示に従って待つ日常動作訓練
2.ひっくり返す際に、赤を青に、青を赤にするための認知
3.認知後に正しくひっくり返す動作訓練になります。
今回の療育は、特に自閉症スペクトラム症候群のお子様に効果があると思いますので自閉症スペクトラム症候群の療育に関心がある方はぜひ参考にしてください。
作り方はとてもシンプルで丸く切った段ボールの表と裏にそれぞれ色を塗るだけでできます。またシンプルなデザインなので他の活動などにも応用がききやすい作りになっています。
それでは簡単にゲームの進行についてお話します。
指導員 『 まず、イスを並べて横に一列で並んで座ってね。 』
児童が座り終えたら、全員の前でチーム分けを発表します。
指導員 『 赤チームはNくんとYちゃん、青チームはMちゃんとKくんね。 』
次に、ルールを先生から説明します。
1.まず、表と裏で違う色の円盤を並べます。(青と赤が同じ数になるように配置します)
2.二つのチームから同じ人数だけ選んで(赤二人なら青二人)ひっくり返しあう相手を決めます
3.先生の合図とともに両チームがスタートします。
4.制限時間一分で多くひっくり返した数が点数として入ります。
一回戦目では、年齢の低い子が挑戦しました。
三人チームで行ったひっくり返し対決、赤青ともに引け劣らない戦いになりました。結果は青チームが多くひっくり返して勝利となりました!赤チームはしょんぼりしつつも次は負けないぞ!とやる気を出していました。次も頑張れ!赤チーム!
続いて年齢の大きい子たちの勝負!
赤チームのスピードがとても速く青チームが少し押されていました。青も必死に食いついて白熱していました!最終的に青が押されてしまい赤の勝利となりました。
年齢の低い子たちは、何度か自分のチームの色を相手チームの色に返そうとなっていました。この活動の中で色をしっかり判別出来るようにする認知力のトレーニングになっていました。年齢の高い子は早くひっくり返したくて、フライングしてしまう子がいました。そこで、先生の指示を待って行動できるように訓練を兼ね備えています。
ひっくり返しあうゲームの中でも多くの療育に関係していますね。
最終的な結果発表は、あゆみのTwitter、Instagramで見られるので是非ご覧ください。
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担当 西尾
2022年09月28日 13:00