あゆみの「子どもと小さな生き物」
こんにちはいつもキッズサポートあゆみのブログをお読みいただきありがとうございます。さて今回の療育内容は「子どもと小さな生き物」についてお伝えしたいと思います。
あゆみでは普段の活動の中に、季節や自然を感じられるような取り組みを行っており、前回お知らせしたように季節の果物だけでなく、「生き物」を観察したりふれあったりということを積極的に取り入れています。
ここ1~2か月でも、カブトムシやクワガタムシ・カマキリやバッタ・ベンケイガニ・トノサマガエル・ヤモリ・・・といろいろな生き物と子どもたちは関わってきました。
この小さな生き物と関わることにおける療育の効用は、
1.好奇心や感受性といった情緒を育むことができます。
2.生命の大切さを学ぶきっかけになります。
3.興味を持って調べること、知ることの楽しさを感じることができます
4.友達と関わることでコミュニケーション能力の向上も期待できます。
特に感じたのは、子どもが生き物に触れた時の表情の輝きです。
Mちゃんはカマキリを触りたくてしょうがない様子でしたが、怖くてなかなか手が出せません。他のお友達がカマキリを手に取り「ほら、こうやって手にのせてごらん」と言うと、Mちゃんは緊張しながらも・・・恐る恐る手に取りました。そして「ほら、ほら見て!持ったよ!」と嬉しそうな表情でみんなに見せていました。
みんなからは驚きと拍手がおきました。そしてその日は何度もスタッフに「カマキリを持ったよ!」と自信たっぷりに話してくれましたが、その笑顔は忘れられません。
そしてそのあと、子どもたちはカマキリの餌をさがしに公園に行き、コオロギを捕まえました。
(残念ながらそのコオロギは餌にはならなかったのですが、後日バッタを捕らえる様子を見ることができました)
また、Sくんはノコギリクワガタを見た時に、昆虫図鑑を出して調べはじめました。他のクワガタの種類や、日本や外国の生き物に興味を持って調べるきっかけになったようです。
好奇心を大いに刺激され、スタッフと一緒に調べている様子は、普段は宿題に取りかかるのが遅いSくんとは別人のようでした。
自宅でネコやカメを飼っているAちゃんは、どんな生き物でも優しく丁寧に触ることができます。
「ほら、おいで こわくないよ・・・」と小さな生き物たちに声をかける姿は、大人の我々も見習うところがたくさんあります。他の子どもたちもAちゃんがいると、安心して小さな生き物に触ることができるようです。
小さな生き物は・・・
子どもたちに大きな喜びをもたらしてくれることだけではありません。
丁寧に扱わないと死んでしまう時があること
触ると危険な場合もあるということ
エサを食べないと弱ってしまうこと
触った後は必ず手を洗うこと
たくさんの事を教えてくれます。
探索・操作・情緒・・・など子どもの発達において、大切なことが学べると感じました。
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担当 西尾
2022年10月04日 12:37