あゆみの療育 打楽器であそぼう
こんにちはいつもキッズサポートあゆみのブログをお読みいただきありがとうございます。さて今回の集団療育は「ドラムサークル」を行った様子をお伝えします。
皆さんは「ドラムサークル」という言葉をご存じでしょうか?
みんなで打楽器(音の出るものなら何でもよい)を叩きながらいろいろなリズムで音を重ねていきます。
打楽器のリズムが気分を高揚させ、一体感を生み出します。
音楽療法としても活用されリフレッシュ効果、コミュニケーション能力の向上、医学的には脳内セロトニンを増やす効果も期待できるようです。もちろんリズム感を養う効果もあります。
・この音楽活動における集団療育の効用は、特にコミュニケーションが苦手な自閉症やアスペルガー症候群のお子様向けに最適な療養になります。
1.協調性や表現力を養いコミュニケーション能力を向上させます。
2.リズム感を養います。
3.緊張を緩和し、ストレスを解消します。
4.音を聞きながら手を動かすことにより軽い運動になります。
などが挙げられます
・音楽活動の流れは以下の通りです
1.子どもたちはお互いの顔が見えるように車座になります。(間にスタッフも入ります)
2.スタッフより「今から太鼓を配ります」といい、子どもたちに太鼓や箱を配ります。
3.スタッフより「それでは順番に太鼓や箱を叩いてみましょう」「どんな音がするかな?」などと言い
子どもたち順番に叩いて音を出してもらいます。
4.全員で叩いてもらいます。(思い思いの叩き方から少しずつ一定のリズムになるようにスタッフが誘導)
5.スタッフの指示(ジェスチャー)で「大きな音」「小さな音」とメリハリをつけて音を出すようにしま
す。
6.スタッフが叩いたリズムと同じように、子どもたちに叩いてもらいます。(掛け合い)
7.簡単なリズムに合わせてみんなで自由に叩いてみます。
8.時々隣のお友達と楽器を交換して、違う音を楽しみます。
今回はスタッフが持参した太鼓やカホン、バケツなど音の出るものを用意し、手で叩くようにしました。
(楽器がなくてもダンボール箱、洗面器、バケツ、空き箱・・・ など叩いて音が出れば良いと思います)
子どもたちは自由にそして楽しみながら、思い思いの叩き方で音を出していました。
Aちゃんは普段はどちらかというと物静かな印象がありますが、みんなで輪になって叩きはじめるとリズムに合わせて身を乗り出し、一生懸命太鼓を叩いていました。そして活動が終わってからもしばらくは太鼓を叩いていたので、Aちゃんの意外な一面をこの活動を通して知ることができました。
スタッフがジェスチャーをするだけで、叩くのを止めたり、強弱をつけて叩いたりとみんなでリズムを感じていたのが印象的で、言葉で指示しなくても集中して音を聞いていたのだと思うと、今後はもっといろいろなことを工夫してみたいと思いました。
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担当 西尾
2022年10月11日 13:30