あゆみの療育 宝探し ~ミッション編~
こんにちはいつもあゆみのブログをお読みいただき誠にありがとうございます。さて今回の集団療育は、「宝探し」をみんなで行った様子をご紹介します!
この療育の効用は、
1.考える力を付ける
2.社会性を身に着ける練習
3.自分の考えで行動する
の3つとなっています。
今回の療育は、自閉症スペクトラム障害のお子様に効果があると思いますので、自閉症スペクトラム障害の療育に関心がある方はぜひ参考にしてください。
それでは、簡単にこの活動の準備について説明します。
今回、この活動では子どもたちに一人一枚カードを作りました!
このカードには、一人ひとりに条件が書いてあり、その条件に沿った宝を見つけてくる、といった活動です!
お題カードに書かれているお題は、ランダムではなく、個人個人に合わせたお題が書いてあります。
年齢の大きい子では、サイズの指定まであるとより面白いですよ!
また、色を指定してあるものであれば、難易度の調整があって面白いかもしれません!
それでは、何人かの宝探しエピソードを紹介します。
初めに、紹介するのは同じ丸いものを探すI君とK君です。I君もK君も、丸いもののほかに、指定されたことがあり、I君はピンク色の丸いもの、K君は赤色の丸いものと書かれていました。
I君は、「ピンク色!?どこにあるの!?」とびっくりした様子で回りをきょろきょろしていました。おもちゃ箱の中、引き出しの中、探してもなかなかピンク色の丸いものは見つかりませんでした。
I君が悩んでいると、別のお題を出された子が、高い棚の上にあったものを「取って!」と言っているところが見えて、I君が見上げると、そこにはピンクのボールが!I君も、すぐさま「先生!あのボール取って!」と言い無事お題クリアでした。
I君同様に、赤色の丸いものを探していたK君は、周辺にある赤いものを手あたり次第触って、持って確かめていました。しかし、赤いものがあっても、丸い形のものがなかなか見つかりません。K君は、I君が見つけたのを見て、自分の目線よりも高いところを探し始めました。すると、ホワイトボードの高いところに、磁石が貼ってありました。しかも、その磁石は、丸の形をしていました。K君は「これいいかな?これでいいかな?」とみんなに聞いて回り、見事ミッション達成となりました!
次に紹介するのは、一番といってもいいほど難しいお題を出されたAちゃんです。
Aちゃんは、「長さが3cm以内の赤いものを3つ」というお題を渡され「え~、ナニコレ、難しい~」と困っていました。長さが3cm以内のものはなかなか見つけにくいこともあり、かなり難しいお題でした。Aちゃんは、ほかに探している子たちに協力しながら、探っていました。すると、誰かの洋服にブロックの箱が引っ掛かり、床にガチャン!と落ちました。
ブロックの箱が落ち、先生とAちゃん含む周りの子どもたちが片付けていると、Aちゃんが、ブロックの中に、小さなパーツが多くあることに気が付き、その中でも特に小さく赤いパーツを探し出し、お題をクリアすることができました!
この活動で、子どもたちが協力している風景やしっかり考えて行動する姿が見られる活動となっておりますので、これを参考に、ぜひ皆さんもやってみてください!
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担当 西尾
2023年01月11日 14:00