あゆみの療育 9マス鬼ごっこ
こんにちは。いつもあゆみのブログをお読みいただきありがとうございます。
スポーツの秋、食欲の秋、芸術の秋など、秋の過ごし方は色々ありますが、皆さんは毎日どのようにお過ごしでしょうか。
そこで職員は、子どもたちに秋のお休みの過ごし方を聞いてみました。
すると、こんな答えが返ってきました。
「家でゲームしてる!」
「特に何もしないよ!」
「家族皆でお出かけしたりする!」
予定のある子も、ない子もいるようですね。
公園で紅葉する木を見ながら歩いたり、果樹園で大きく実った果物の収穫体験をしたり、日々子どもたちは大忙しです。
そんな様子を知って、職員は「あゆみでも体を動かして楽しんでもらえる活動をさせてあげたい!」と思いました。
そこで今回のテーマはスポーツの秋に絞って、9マス鬼ごっこにしました。
この療育の効用は・・・
- 体を動かす
- 相手の次の動きを予測して動く
- 追い詰められても落ち着いて対応する力をつける
初めに9マス鬼ごっこについて簡単に説明します。
ルールはとても簡単です。
床に9マスのスペースを作ります。
こんな感じで、丸い円を床において9マス出来ました。
そしていよいよゲームの開始です。
子どもたちも楽しみに待っています。
ゲームに入る前に子どもに移動する回数(5回、10回の二択)を児童に選んでもらいます。
次に9マスの対角線上に鬼と児童がそれぞれ入ります。
そして「いち、にの、さん」という掛け声をかけて「さん」の言葉でジャンプして次のマスへと鬼と児童が同時に移動します。
移動出来るマスは一回の移動につき1マスです。
隣の前後左右は移動出来ますが、斜めには移動することが出来ません。
こうして移動を続けて、鬼と同じマスに入ってしまったら鬼に捕まってゲーム終了です。
このゲーム、2回目の移動から鬼とプレイヤーの子どもが急接近します。
この9マスの中に入る時のワクワク、ドキドキしている子どもたちの様子は見ている職員にも伝わってきます。
子どもたちは、9マスの外で心構えを作って9マスのゲームの中へ入っているようですね。
「次に9マスに入る子は誰かな?」
こんな感じで職員は優しく子どもを9マスの中へ呼び込みます。
「ドキドキ」
「緊張するー」
「ワクワク」
「キャーキャー」
「次は俺!次は俺!」
それではこれから鬼との勝負が始まります!
子どもたちが、ドキドキ、ワクワクした気持ちでマスの中に入って初めにすること、それは自分の入ったマスの立ち位置の確認です。
その位置でゲームの展開を考えているのかな?
それから鬼の足元を見つめます。
「どっちに行こうかな?」
「鬼はどこに行くのかな?」
考えていますね!
迷っていますね!
参加する子どもたちも、見ている子どもたちも「いち、にの、さん」と一緒に掛け声を掛けながらゲームの展開に「ワー」「キャー」「逃げてー」と大きな声を出して盛り上がりを見せます。
いつも恥ずかしがり屋な子も体を動かすことが苦手な子も「次は誰の番かな?」と職員が声を掛けると「はいっ!」と大きな声を出して前に出てきてくれます。
このゲームの良いところはルールが簡単、そしてスペースを取らずに簡単に始められるところです。
皆さま気軽にチャレンジしてみて下さい!
この活動はADHD(注意欠陥・多動性障害)のお子さん、LD(学習集障害)のお子さん、自閉症(自閉症スペクトラム)といった障害をお持ちのお子さんも掛け声に合わせて楽しく参加することが出来るゲームです。
そして何よりコミュニケーションが苦手なお子さん、引っ込み思案なお子さんもこのゲームを通してゲーム終了後にはお友だちとすぐに仲良くなれているところがこのゲームの良さです。
最後に、この活動を振り返って職員が改めて思うことは「子どもは9マス鬼ごっこが好き」ということでした。
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2023年11月14日 11:27