あゆみの「紙芝居をたのしもう」
いつもあゆみのブログをご覧いただきありがとうございます。みなさんは紙芝居をご覧になった事はありますか?
昭和世代のヤントは・・・もちろん何度か見ていますが、それでも記憶にあるのは幼いころに見たものです。
ということは、それだけ心に残っているということだと思います。
「黄金バット」の作者であった加太こうじ氏は大学時代の非常勤講師でしたので、なおさら紙芝居は親しみがありなんだか心躍るのです。
さて、紙芝居というとおそらく就学前の子ども園などで演じられるものがほとんどだと思います。
今の子どもたちはテレビだけでなくYouTubeやネット動画の世代なので、じっくりと紙芝居を見るということがほとんどないのではないかと思います。
今回はヤントの持っていた紙芝居から2つのお話を用意しました。
「みんななかよくエビフライ」
おともだちと仲良く分けっこするお話です。
「チリンのすず」
やなせたかし氏の作品、少し悲しい泣ける話です。
最初にひとつお約束をします
・お話し中は静かに座っていてね
紙芝居が始まりました・・・みんな静かに見てくれています
いつもふざけておしゃべりをしたり立ち上がってしまうお友達も集中して見ています。
紙芝居の効果は
・情緒を育みます(驚き、笑い、そして涙して共感する)
・想像力を育てます(コマとコマの間は想像してつなげる)
・人間関係や社会性を伸ばします(適切な人との関りを学びます)
・集中力を養います(静かに座っていられるようになる)
もちろんまだまだたくさんありますが、何より楽しく心に残っていくことが一番ではないでしょうか。
普段は活動中でも思ったことがあると黙っていることができないK君でしたが静かに見入っていました。最後に「面白かった、また見たい」といってくれました。
じっと座っていることができないS君は活動中に立ち歩き、学習時間には椅子に座って課題に取り組むことは苦手です。
そこで先日、S君に声をかけて今回紙芝居の企画の前にS君ひとりにヤントの練習に付き合ってもらいました。
あれ・・・じっと座って見ている!?
6~7分くらいのお話でしたが静かに座って集中してみていました。
絵本の読み聞かせなどでもよいそうですが、まず5分間座っていることができるようになることを繰り返すことで、少しずつですが集中力が改善されていくことがあるようです。
今後も活動に取り入れていきたいと思いました。
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2024年06月24日 10:00