あゆみの療育 「ガソリンスタンドの手作りおもちゃであそぼう」
こんにちはいつもキッズサポートあゆみのブログをお読みいただきありがとうございます。皆さんは「リフレーミング」って知っていますか?
物事や人の性格、自分が置かれている状況を別の角度からとらえ直すことを言うそうです。
例えば
「がんこ」→「意思がつよい」
「あきっぽい」→「好奇心旺盛」
「調子に乗る」→「周りを楽しませる」
という風にどちらかというとネガティブなことをポジティブに見るという感じです。
あゆみでは自然とそのような言葉かけができる職員がいます。
子どもが「ゲームに負けるとイライラするし腹が立つ」と言ったのに対し
その職員は「真剣にゲームに参加しているからそういう気持ちになるんだよね!」と言い直していました。
そういえば以前私が
「最近おやじ臭が気になってきた・・・」とその職員に話したとき、
「それは長い間生きてきた男の勲章ですね~」とさらりと言ったのを思い出しました・・・。
なんと素晴らしい~!!
私も見習いたいです!!
さて今回は子どもと一緒に制作したガソリンスタンドで遊んでみました。
最近ガソリンスタンドごっこにはまっているIくん(小学1年生)。
自閉的な傾向が見られるのですが、最近は職員とおしゃべりをしたり抱っこを求めたりしてくれます。
学校から帰ると、いつもあゆみの空気清浄機にベルトをつけてガソリンスタンドの給油機に見立てて遊んでいました。
それならダンボールで作って思いっきり遊んだほうがいいよね~
ということで、職員と一緒に給油機と車を作ってガソリンスタンドごっこをすることにしました。
・この活動における効用は
1.ホースを操作したり、キャップを開ける手先の動きの促進
2.実際の給油をイメージする創造力
3.ごっこ遊びを通して、他児との協調性を育む
などが挙げられます
ダンボールに使わないコードを取り付け、給油のノズルを色画用紙とトイレットペーパーの芯で代用し
ます。
Iくんは「レギュラー」「赤」というのでレギュラーガソリン専用にしました。
「カード入れる」とも話していたので、カードを入れる所とカードも作成
とりあえず車も作って・・・
給油口はサプリメントの空きケースを入れ、給油キャップを付けました
子どもたちは遊びながらキャップを「開ける」・「閉める」という手指の操作を遊びながら行うことができます。
キャップ置きも忘れずに!
Iくんは給油中に変わっていくデジタルメーターを自分の指で表現していました。
帰りの時間になっても切り替えができず、なかなかガソリンスタンド遊びがやめられないIくん
・・・ということは「集中力がある!」「熱心!」「意思が強い!」
リフレーミングです・・・
「Iくん、たのしいね~!よし、大切だからここに壊さないように置いて明日もまた一緒に遊ぼうね!」
と声をかけたヤントでした~。